Case

バネ指

バネ指


概説

狭窄性腱鞘炎俗称バネ指と言われ、弾発的な指の引っ掛かりとそれに伴う痛みが特徴であり、握る際に引っ掛かり感と痛みが走り、指を伸ばす際に弾発感と痛みが走るのが特徴です。
ステロイド注射で完治せずに手術の選択を勧められるケースでお困りの方が時々見受けられます。
リハビリで治したくても既存の治療法では難しく、短期で治癒して早く復職したいことは誰もが望むことでしょう。

原因

寒冷下や重量物の頻回なる扱いで手先を酷使したり、糖尿病や喫煙習慣などの抹消の血流障害もリスクに挙げられます。病態として、傷んで腫れた腱又は腱鞘により腱の通りが道が肥厚し狭くなり滑走障害が起こり、そこを通過する際に弾発感と痛みを生じます。

整復法

【超音波腱鞘拡張法】
腱又は腱鞘の肥厚したケースでは、まず指を曲げて、伸ばす際に患部で腱鞘に引っ掛かり又は腱鞘内の最も狭い部位に到達した際に、適度にテンションを加えながら超音波(Sプローブ)にて照射し、効果が現れたらそのままトンネル内を通過して行き整復完了となります。
コラーゲン繊維が豊富な組織のため温度による変化も考慮し、この操作を繰り返すこともあります。
腱が傷んだ後に固く膨隆したケースでは腱を伸張位にし、超音波を照射し膨隆部を平らに伸ばすこともあります。

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