Case

顎関節症 TMD temporomandibular disorders

顎関節症 TMD temporomandibular disorders


概説

顎の運動時に起こる痛みや障害開口時や咬合時(噛む)、に痛んだり、食事の際にみられる咀嚼時痛など、開口が出来ない開口障害、食いしばったら出る痛み。クリック音、左右の開口バランス障害等。
重度症状では関節円板(軟骨)が割れたり損傷したりもあります。
歯科領域との兼ね合いもありますが、ここでは筋骨格系からのアプローチを紹介します。

原因(筋骨格系要因)

偏った負荷や使用頻度、muscle imbalance(筋の不均衡) 各ROM(関節可動域)左右の動的アライメントなど。職業的要因にも長時間に及ぶデスクワーカーや下を向く作業等にもみられます。
頬杖や、就寝時に片側にのみ荷重をしていて、関節に対してどちらか外側方向に剪断負荷をかけている習慣。
顎を開けない時間が長く続くと関節は拘縮(固まる)し、開口障害の原因となります。
片方の顎が外側方向にストレッチが加わり続けると、関節に緩い方向と硬い方向の差が出てしまい、ズレの原因となる。下を向きすぎる習慣があると、上位頚椎(首と頭の付け根)が屈曲(前屈)優位となり、開口の妨げとなり下顎の前方スライドが優位にもなり偏ります。
顎を引いて下を向くと口は開きにくく、真上を向くと開きやすくなります。更に、下向き習慣は下顎に対し前方に牽引力を加え続けることとなり、関節の前方弛緩と外側翼突筋の短縮を招くと考えられます。
※顎関節の開口運動は、縦の開口と前方引き出し(スライド)の二つの動きからなります。左右に動く並進運動の組み合わせもあります。種々の牽引力不均衡や弾力低下、関節弛緩の要素が組み合わされば誤った関節運動を招くリスクが考えられます。

施術方法

開口時から前方スライド時の左右差を生じるケースでは、下顎を前方にスライドさせる外側翼突筋のテンションが高いとし、術者はゴム手袋を装着し、指1本を口腔内の上の奥歯の外側奥に触れる外側翼突筋に対し圧迫伸張を行います。その後開口バランスを確認し、左右を合わせて行きます。
縦の開口が硬い場合は側頭筋、咬筋を伸張し、内側翼突筋であれば口腔内からもアプローチします。
下顎の下に存在する舌骨筋の牽引作用や上位頚椎の可動性やアライメントの要因があれば、調整を行います。
特に食いしばり習慣があるケースでは、筋が硬くなっていることが多く、先ずは超音波照射からが有効とみます。
超音波照射による筋のリリースは負荷が少なく効率が良く、関節包に対してのアプローチも行え、鎮痛効果も期待されます。

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